昼間に暇な時間があるときはナムギャル寺に行く。
ナムギャル寺は、ダライ・ラマの誕生日の時にも行ったお寺で、ダライ・ラマの菩提寺だ。本当はラサの歩たら急にあるんだけれど、ここにあるのはその亡命政府版ということ(むしろダライ・ラマ居るんだから、こっちが本物かも)。
寺に入ると、セキュリティチェックがある。金属探知ゲートをくぐって、係員がボディチェックと持ち物検査をする。
9年前に来た時には何のチェックもなかったのに。なんか最近物騒なんだなあ。
そこを向けると、階段を上がって2階へ。2階が寺になっていて、寺の周りを時計回りに3回『コルラ』する。コルラとは聖なるものの周りをぐるぐる回ることだ。
今日は時間が早いせいかお堂にはたくさんの僧侶が居て、お寺の周りにも読経している人、五体倒置している人(最上級のお祈りの仕方です。全身を投げ出すように手を合わせる)、チャイを飲んでいる人、ただ喋っている人、寝ている人などがわらわらとたくさん居る。
お寺の周りには『マニコル』という、中にお経の入ったでかい筒が何個も設置されていて、それを手で回しながら進む。
これは1回回すと、中のお経を1回読んだことになる。鎌倉の長谷寺とかにも大きいのがある。
マニコル
こっちにはハンディマニコルもあって、チベタンは一日中それをぐるぐる回している。多分、一日5千回くらいお経を読んでいることになるはずである。
3階回るうちに一度お堂の中に入る。
中には3メートルくらいのシャキャムニと、パドマサンバヴァ(チベットに仏教を広めた偉い人)、千手観音の像がある。
それぞれにお祈りした後、10ルピーくらい喜捨する。
出口には豆の周りに砂糖をつけたお菓子が入った入れ物が置かれている。何粒かとって、外に出て食べる。
そのまま、ダライ・ラマ公邸の前を通って外に出る。
ダライ・ラマ公邸
何だか、チベット仏教を身近に感じる時間です。
今日はタシは3人連続授業のために、4時からになってしまった。どうやら、今後はこの時間になりそうだ。9時過ぎるとレストランが軒並み閉まってしまうので辛いなあ…。
今日から背景に入った!空から塗り始める。
以前も書いた、ダラムサラで30年以上タンカを描いていた馬場崎さんが、最初に色を塗ることを許されたのが空だそうで(ちなみにそこまでくるのに2年かかった。本当はタンカの修行は大変なんです)、ひたすら空ばかり塗っていたというのを読んだことがある。
馬場崎さんとは全然違いますが…とりあえず私も空を塗っています。ゆっくりゆっくり、ほんの少しでも、馬場崎さんが空を塗っていた時の気持ちに近づけるように…。
終わったあと、タシは
「疲れた…」
と言っていた。大丈夫かあ?
outline practice 8 GREEN TARA2
AOYサン!!届きました!!!
届きましたよぉ~♪嬉しい、嬉し過ぎです♪
写真で見るより実物はもっと繊細で素敵です。
感激ですヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
ありがとうございます。大切にします!
でも…サインなかった(涙)w
タシ先生のスクールも忙しくなってきましたね…
今度はランチじゃなくディナーに誘ってくれたら助かりますねw
投稿情報: ウシ | 2010/07/14 21:54
タシ教授が過労で倒れないことを祈ってます(-人-)
投稿情報: to-y | 2010/07/14 22:09
>ウシさん
おお!届きましたか!ウシさん、運が良いですねえ(笑)
正直、30%位の確率だと思ってましたが(笑)
サインはウシさんがしてください(笑)(笑)
最近はタンカを描いているとき、パンをくれます。
餌付け?
>To-yさん
たぶん、昼間疲れる分、自分と一緒の時に全力で休んでいると思われるので、大丈夫でしょう(笑)
投稿情報: aoy | 2010/07/15 13:11