ドローイング23　(タンカスクール30日目)

来て１ヶ月ともなると、あちこちに知り合いができていそうなもんであるが、そうでもない。

で、何もすることがないときにはとにかく散歩をする。

今日はちょっと今まで行ったことがない道に入ってみようかなーと思ったら、山登りをする羽目になった。

そうか。周りは全部山だから、基本町から出れば、山を上るか下るかしかないんだった。

いい加減これ以上歩いても山でしかないと分かったので、帰ることにした。

帰る途中、バスケットボールで遊んでいる大福さんと出会った。ちなみに大福さんとは、うちの宿の従業員で、大福としか言いようのない人なので、勝手にそう呼んでいる。

「あれー何してるの？」
と言うと、
「ここ、宿の上だよ」
と言われた。ああ、宿ってあのクソ長い階段を上らなくても、こっちからも入れるんだ。でも、どっちにしても山登りだけどね。

意外な発見をした後、こぎれいな宿の前で、先日メインスクエアでボランティアをしていたコリアンたちと遭遇。

しばらく観察していると（ストーカーしていたわけではないです。ただ、ちょっと遠くから観察していただけです）、テーブルを持ち出して、メインスクエア方向に向かっていく。

今日はどうやらコンサートのチケットを売るようだ。

バックはいらないけど、コンサートなら行ってもいいなあ。チベタンの伝統的なのや、コリアンミュージックなんかやるらしいし。

買っちゃおうかな。←完全に気が触れています。

いずれにしても明日のタンカの時間が決まってからだ。

今日は４時から５時間。

下の部分のお供物と、左上の花をシェイディング。あと細かい修正・・・。これからは毎日アウトラインとシェイディング三昧だ。

今日の夕ご飯はタシの広告を見た思い出のgyakiに行った。
タシが、
「今まで一度もおごってもらっていない」
とうるさいので、ジンジャーティーハニーをおごってやった。

おごってもらってゴキゲンなタシ

タシはジンジャーティーを飲みながら、
「あのブラジル人はもう来ないかも知れない・・・」
と、悲しそうに言った。

彼は今、ヨガのアシュラムに行っており、数日休んでいるが、タシが言うには、
「絵を描くのに問題がある」
と言う。要するに彼は絵を描いた経験がないので、難しいのではないか、と言うのだ。

そういう人用のコースでも作ったらいいのに。

なんかもっと気楽にできるような・・・。