どうやら、タシと一緒にデリーに行くことが現実化してきた。
タシに、
「一緒に行ったら、何がフォローできる?」
と、あつかましい質問をされたので、
「部屋代は出してもいい」
と答えたところ、だいぶその気になっている。
ただ、正直言うと、タシと行くのはある意味で楽でもあり、そのほかの面で言えば完全に鬱陶しい(笑)
自分は結構一人で出掛けたり一人の時間が無いと壊れるタイプなのだが、タシはすべてを自分のペースで運ばないと駄目なタイプだからだ。
デリーの40℃の気温の中、タシのペースでことを運ばれたら命にかかわるので、できるだけ昼間は別行動にしたい(笑)
旅の終わりは一人でゆっくりとヤサグレて見ようかと思っていたけれど、どうやらそれはかないそうも無いなあ。
何れにせよ、タンカを終わらせなくてはならない。
今日は遂にBODYのアウトライニングに入った。最も重要な部分なんで非常に緊張を必要とする。
タシが突然入れてくる横槍をスルーしてでも集中力を切らせる訳にはいかない。(ちなみに横槍は、タンカと全然関係ない、例えば「見て見て、この女の子かわいいよ」とか、「これ、昔の僕の写真」とか言う内容なので、基本全部スルーで問題ありません)
まだあと、顔のアウトライニング、下のお供物のアウトラインと一部シェイディング、金のポリッシュ、衣の金のアウトライン、そして最後の手直し(フィニッシングタッチ)と、やること満載なのに、タシは後2日で終わらせる、と私の能力を全く考えない青写真を描いている。まあ無理でしょう。
おそらくは火曜日にダラムサラを離れることになりそうだ。
心残りが無いように、すべてを進めていかないと・・・。
タシはデリーでパソコンの部品を買うために最近倹約している。
なので、昨日も今日も夕ご飯は30RP(60円くらい)でダル(豆スープ)と、サブジ(野菜のカレー炒めみたいな物)とチャパティ食べ放題という店に行った。
ここに来て45日間、地元の人しか利用しているのを見たことが無い、超ローカルな食堂だ。
でも、ここのダルもサブジもうまいんだなあ。
ほんと、こんな小さくて汚い(失言)店のダルが何でこんなにうまいんだろう。
明日はタシが夕食を作るといっていた。
デリーに行くまでは私もタシの倹約にお付き合いだ。