もう、痴話げんかみたいなものですよ。
今日はせっかく新妹弟子さんと時間がかぶったのに、タシはデリーでパソコンを買えるのがうれしくて仕方ないらしく、デリーの話ばかりするもんで、妹弟子さんとビミョーな空気になってしまった。
それというのも、タシが、妹弟子さんの描いているターラーを見て、
「もし良かったら、こっちの絵みたいな顔にしてもいいんだよ」
と、余計なことを口走ったことから始まった。
それを聞いた妹弟子さんは、
「でも、こっちはとてもディテールが多いから・・・あなたはデリーに行っちゃうし、私は18日間しか時間がないし・・・」
と、時間が限られているのにタシがデリーに行っちゃうのが不満そう。
まるで
「私とデリーとどっちをとるの?」
と言っているようなもんである。
タシは明らかに狼狽し、
「いや、ほら、でも、なんだ、多分、2日くらいで帰ってくるし・・・」
と言うと、妹弟子さんは、
「でも、行くのに一晩かかるでしょ。それに向こうで一泊するんですよね。それで帰りも夜行だから・・・」
と、さらに不満そう。
「うん、でも、ほら、それは、きっと、一泊だけだよ。一日お休みになるだけだから。ね、ね、ね。そんなこと言わないで」
「だって、あなたがこっちの顔でも良いなんていうから・・・」
かー。あのー、もうそろそろタンカを描き始めてもいいですか?
結局彼女が帰った後も、タシはえんえんパソコンのパンフレットを眺めながら、あれでもない、これでもないとブツブツ言っておりました。
やっぱり一緒に行くの、若干不安です。あと、なんかあの妹弟子さん、私まで悪いみたいな感じになっていたから、ちゃんとフォローしてくれませんか?
それはそうと・・・
今日は48時間ぶりくらいに雨が止んだので、朝、少し散歩をした。
バグスナートへの道の途中を尾根伝いに降りていったところに、すばらしい眺望が見れる秘密の場所がある。
今までの旅を思い出す時、心に残った風景がいくつかある。
カッパドキアのウチヒサールから見た夕日だったり、ラダックの山の上から見た景色だったり。
今回は、きっとこの景色がそれになるんだろうなと思う。
今日は曇っているのにずっと遠くまで、ダウンダラムサラを越えて、すっと先の山並みまではっきりと見えていた。振り返ればバクスナートの滝まで見渡すことができる。
帰国日が決まっていないような旅に出るとその終え時というのをいつかは決めなくてはいけない時が来る。
きょう、i-Phoneで音楽を聴きながらその景色を見ていて、なんとなく、この旅を終えられそうな気がした。
何だか妙に納得できた。
後はタンカを描きあげるだけだ。
妹弟子さんも誘って、三人でデリーに行く…というのはどうでしょう?
移動教室みたいな…。
私の方は、師匠と仕事帰りに、渋谷のハンズに工具を見に行き、散財してきました(笑)。 それにしても金曜日の渋谷は人多すぎ…!!
投稿情報: kido | 2010/08/07 04:39
「私と仕事どっちが大事なの?!」
って・・・
はい!タワシです!(自爆)
むしろタワシを省略してタシです!(爆)
あ、インドで洪水で邦人観光客の安否がってニュースありましたが、主様もその中に入っているとか?(^^;
投稿情報: toy | 2010/08/07 20:29
コメントありがとうございます!
>kidoさん
それって、経費で落ちないんですか?もちろん落ちますよね?
土曜の渋谷か…なんか担当してたころが懐かしい…。
3人で行くと、タシに「オバマは別の部屋でね」と言われそうなのでパスです(笑)
>To-yさん
BLOGにも書きましたけど、ラダックのほうですよね。
ここから400Kmくらい北の方です(ジャンムー・カシミール州。ここはヒマーチャル・プラデシュ州)。
ここはある意味で毎日洪水ですが(笑)今のところ大丈夫です。ご心配頂きスミマセン。
投稿情報: aoy | 2010/08/07 22:56