2回目にして、なんでダラムサラにいくのか、念のため文章にしておこうかと思う。
ダラムサラに行くのは「タンカ」を学びに行くためだ。
タンカはもちろん、五七五の例の短歌ではなく!チベット仏教の仏教絵画のことだ。 日本でも曼荼羅の掛軸を拝んだりすることがあるけど、要はチベット仏教でも同じこと。もちろん、もっと生活に密着はしているけれど。
瞑想の際、神様や偉いお坊さんの姿を頭の中で正確に想像する手助けになる物で、それ故、描かれ方には厳しい決まりがある。描く人のオリジナリティは全く反映されない。 そんなつまんないなーと思う方もいるでしょうが、ほら、不自由のなかで如何に自分らしくいられるかっていう方が、興奮しませんか?しませんか??
まあ、それはそれとして、以前ネパールやラダックを旅した時、タンカの世界にどハマりし、 「いつか、タンカを描きにネパールに行こう」 と誓ったのでした・・・
ん?今回行くのは、インドじゃないのかって? そうです(笑)本来ネパールに行くはずが、五反田のタンカ教室のチベット人先生が、
「ネパールなんて、ニセモノよ!ダラムサラが本物よ!」
と言うのでしぶしぶ、もとい、それは良い情報を頂いた、と行き先を変更したのです。
ネパールの首都カトマンズには、美味い日本食レストランが山ほどあり、更には美味いイタリアンレストランや、美味いケーキ屋なんかもあったりする。 正直その辺りを考えると、どうもダラムサラなんて何にも無いど田舎に行く意味がわからないが、亡命チベット人からすれば、ダライ・ラマがいるダラムサラこそ行くべき場所、なのだろう。
でも、ダラムサラ、本当に何にもないんだよなあ。そんで、iPhoneも使えないだろうなあ。 ストイックになるなあ。
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