神様を描く手

おわり‼

今日で全ての勤務が終わった。

3月一杯で辞める予定が有給消化のために4月まで社員として在籍し、更に5月も新人教育の名目でアルバイトとして勤務してしまった。

たぶん、スポーツやってたらカズや魁皇みたいにボロボロになるまでやっちゃうタイプだろう。

とにかく、4年5ヵ月お疲れさまでした。 関係した全ての人にありがとう、お疲れさま！

 会社を辞めた本当の理由は、一生ヒミツです（笑）

最後の送別会

今日は4月で辞めた会社の送別会だった。

送別会はこれで計五回目。それぞれ気持ち良く見送って頂いて本当に感謝以外にコトバが無い。

何時も思うのは仲間に恵まれているなということ。 これといって秀でたところの無い自分が、会社に少しでも貢献できていたとすれば、それは周りの皆のお陰だと強く思う。

自分はどんな場所でも誰と一緒でも同じ様なパフォーマンスが出来るタイプでは無く、会社にしてみれば相当使いにくい社員なので。

いままで何度か転職を経験しているけれど、今でも関係している人は一人もいない。仕事上の付き合いはたぶんそんな物なんだろうなと思う。

でも、今はそうなってしまったら悲しいなと思える人が少なからずいることで、この会社に入って良かったなと思える。

今度の旅では出会いがあるのかな。

タンカに出会ったのは

２回目にして、なんでダラムサラにいくのか、念のため文章にしておこうかと思う。

ダラムサラに行くのは「タンカ」を学びに行くためだ。

タンカはもちろん、五七五の例の短歌ではなく！チベット仏教の仏教絵画のことだ。 日本でも曼荼羅の掛軸を拝んだりすることがあるけど、要はチベット仏教でも同じこと。もちろん、もっと生活に密着はしているけれど。

瞑想の際、神様や偉いお坊さんの姿を頭の中で正確に想像する手助けになる物で、それ故、描かれ方には厳しい決まりがある。描く人のオリジナリティは全く反映されない。 そんなつまんないなーと思う方もいるでしょうが、ほら、不自由のなかで如何に自分らしくいられるかっていう方が、興奮しませんか？しませんか？？

 まあ、それはそれとして、以前ネパールやラダックを旅した時、タンカの世界にどハマりし、 「いつか、タンカを描きにネパールに行こう」 と誓ったのでした・・・

ん？今回行くのは、インドじゃないのかって？ そうです（笑）本来ネパールに行くはずが、五反田のタンカ教室のチベット人先生が、

「ネパールなんて、ニセモノよ！ダラムサラが本物よ！」

 と言うのでしぶしぶ、もとい、それは良い情報を頂いた、と行き先を変更したのです。

 ネパールの首都カトマンズには、美味い日本食レストランが山ほどあり、更には美味いイタリアンレストランや、美味いケーキ屋なんかもあったりする。 正直その辺りを考えると、どうもダラムサラなんて何にも無いど田舎に行く意味がわからないが、亡命チベット人からすれば、ダライ・ラマがいるダラムサラこそ行くべき場所、なのだろう。

でも、ダラムサラ、本当に何にもないんだよなあ。そんで、iPhoneも使えないだろうなあ。 ストイックになるなあ。

まずはパスポートから

旅に出よう。 旅に出ることが大好きだ。

何故なら、自分に無責任でいられるからだ。

 なーんて、とんでもないことが2001年にユーラシア横断の際の日記の冒頭に書いてある。 もちろん、今となってはそこまで無責任に徹するにはオトナになってしまったし(当時も既に30歳だったけど)、不自由の中にしか本当に実感できる自由が無いのも知っている。

でも、この旅に出る前のワクワクする気持ちは本当に久しぶりだなあ。 パスポートが切れていることに今更気付き、都庁まで行くなんて言うのも旅に向かう儀式みたいなものだ。ワクワクするなあ。

 しかし、GR-DIGITALを落とした事も旅への儀式の一部なのだろうか。 ちょっと角がへこんだかなーと、軽い気持ちで、でも念のためRICOHのサービスセンターに点検に行って見たら、なんと、スナップモードとマニュアルモードのピンがずれているとの事。 うーん、両方とも購入して1年半、一度たりとも使用した事がない機能だなあ（笑）元々中古で買った物だし、前から壊れていたんじゃないの〜と思いつつ、結局、修理を依頼してしまった。 なんか、これが原因で旅行中に故障されたら、泣くしかないし。

パスポートが5年で11000円、修理代が同じく11000円。 こうして、行く前から金がかかるのも懐かし感じだけど、もちろん、こっちの方には全くワクワクしませんなあ（笑）